居宅介護支援

現在の高齢者は、戦前戦後の大変厳しい状況を乗り越え、貧困に耐え抜き、今の平和で安定した社会を作り上げた功労者。社会全体で今後予想される高齢化社会を支えるため、介護保険制度ができました。老化や障害によって介護を必要とする状態になっても自宅で可能な限り自立した生活を過ごすことができるよう相談支援をするのが介護支援専門員の責務です。

※自宅で可能な限り自立した生活を支援する考え方

  1. 身体機能が安定し、身の回りのことが自分でできるようになる(ADL向上)
  2. 普段の生活で、他者からの援助を受けずに過ごすことができる(QOL向上)
カンファレンスの様子

カンファレンスの様子

自立支援を実施するには、本人・家族の協力、健康管理に向けた医療との連携、自宅での生活を維持するための訪問介護や環境を整える福祉用具、社会参加や交流、運動など日常生活支援を提供する通所介護や短期入所など、目的に合わせたサービスを利用することで、より安定した状態で過ごすことができます。介護支援専門員は、これら必要なサービスを利用者と一緒に検討し、日々の状態を確認しながら必要な調整を図ります。

介護保険を利用する状態になると、改めて健康と普通の生活の大切さを実感するといわれています。自分の思い通りにできていたことが、介助を受けなければできなくなることへの苛立ちや諦める気持ちを何度も聞いてきました。

自立支援の視点で本人とかかわり、可能な限り自立した生活を自宅で過ごせるよう支援していきたいと考えています。また、自宅での生活を維持するという事は、老後の安心と安定した社会生活を築き上げていくことだと考えます。