認知症ケアについて

認知症ケアについて

認知症は脳の病気であると捉えがちですが、認知症には人それぞれの役割や社会関係、身体的活動の関与があるといわれています。

例えば、一生懸命に仕事をしていた方が定年後自宅に閉じこもる機会が増えることや、元に住んでいた場所から新しい見知らぬ土地に引っ越し、友人が誰も居なくなり、引っ越し先では以前行っていた役割が他の誰かに取り上げられるケースがあります。そして、高齢になると、運動不足や低栄養が起こりやすくなります。

そのようなことがきっかけで徐々に認知力が低下し、状況に対して混乱や不安を抱き、物忘れなどとは違った二次的な症状として不穏・粗暴・物集めなどの周辺症状が出現してしまい、家族を悩ませ、介護負担を増加しているものと思われます。

これらのことをふまえて、当施設では認知症の予防、改善に向けて役割の継続、社会交流、身体的活動性の向上を目標に取組んでいます。